ペット火葬の費用相場を確認！その他にかかる費用や注意点

大切なペットが亡くなってしまい火葬をしようと考えた際、費用が気になる方も多いでしょう。
「あらかじめ費用についてある程度理解しておきたい」「値段の相場を知りたい」と考えている方もいるはずです。そこで、ペット火葬では、どの程度の費用がかかるのかについて紹介します。
この記事を読むことによって火葬費用の相場やそれ以外にかかる費用、供養方法などがわかるので、ぜひ参考にしてみてください。

ペット火葬の費用相場

ペット火葬にはどの程度の費用がかかることになるのでしょうか。費用は、火葬方法、ペットの種類、依頼先の業態によって変わります。それぞれ解説します。

火葬方法ごとの相場

火葬方法は、大きく分けて合同火葬、個別火葬（一任・立会）、移動火葬車の4種類です。それぞれの費用相場は以下のとおりとなっています。※体重10kg前後の場合の目安

• 合同火葬：15,000～21,000円
• 個別一任火葬：19,000～24,000円
• 個別立会火葬：31,000～36,000円
• 移動火葬車：26,000～32,000円

なお、値段の設定は業者によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
各火葬方法の詳細については後ほど詳しく紹介します。

ペットの種類ごとの相場

ペットの種類によっても火葬費用の料金相場が異なります。多くの業者では、体重によって費用が変わるケースが多いです。これは、大きいペットほど火葬にかかる燃料が必要なことに加え、時間もかかることなどが関係しています。
以下を目安にしてみてください。

 

～1kg未満（ハムスター・小鳥・リス・うさぎ・フェレットなど）	7,000～20,000円
1～5kg未満（猫・小型犬など）	11,000～28,000円
5～20kg未満（中型犬など）	15,000～40,000円
20～40kg未満（大型など）	32,000～66,000円
40～60kg未満（超大型など）	54,000円～

 

合同火葬、個別一任火葬、個別立会火葬、移動火葬車のどれを選択するのかによっても費用が変わります。

関連記事：ペット火葬にかかる時間はどれくらい？体重別の目安を解説

業態（民営と公営）ごとの相場

ペット火葬の依頼先は、民営業者または公営業者といった選択肢があります。このうち、費用が安いのは、公営ペット火葬です。
ペットの大きさによっては数千円程度で火葬できる場合もあるので「ペットを火葬したいけれど、どうしてもお金がない」といった場合に向いています。

一方、民営ペット火葬の場合はどの業者を選択するのかによって違いが大きいです。同じ内容の火葬でも業者が異なれば数千円単位、またはそれ以上の価格差が出てしまうこともあります。
また、基本的に公営ペット火葬は火葬にしか対応していないのに対し、民営ペット火葬業者はさまざまなサービスを提供しているのが違いです。ただし、その分費用は高くなります。

ペット火葬の方法

ペット火葬の方法は、合同火葬、個別一任火葬、個別立会火葬、移動火葬車の4つに分かれます。それぞれどのような特徴があるのか紹介します。

関連記事：ペット火葬全体の流れを確認！対応の手順や供養の方法は？

合同火葬

合同火葬は、他の家庭で亡くなったペットと一緒に合同で火葬が行われる形となります。遺骨は混ざってしまうため、返骨されません。
4種類の中では、費用を抑えやすい方法です。特に遺体を火葬場まで持ち込みできる場合は費用を抑えられます。
合同で霊園に埋葬されたり、合同海洋散骨されたりする形です。

個別一任火葬

個別一任火葬は個別火葬となるものの、火葬の立ち会いはできず、お骨上げはスタッフが行うものです。立会火葬よりも費用を抑え、かつ遺骨を持ち帰ることができます。

個別立会火葬

個別立会火葬は、火葬に立ち会い、飼い主がお骨上げを行って遺骨も持ち帰れるものです。人の葬儀と同様に行われることになります。丁寧な供養が行えますが、その分費用はかかります。

移動火葬車

移動火葬車とは、自宅まで火葬機能が付いた自動車が迎えにきて駐車場や空き地で火葬を行うものです。出張火葬サービスとも呼ばれます。なかなか時間が合わず火葬場まで足を運べないものの個別火葬したい場合などにも向いているでしょう。

火葬以外に発生する費用

ペットの火葬を行う場合、かかる費用は火葬の代金だけではありません。以下のような費用がかかることになります。

位牌と仏壇の購入費用

位牌や仏壇を用意する場合、これらの購入費用がかかります。簡単なものであれば数千円程度で済ませることもできますが、ものによっては50,000円以上かかるものもあります。
位牌は単純に名前を刻んだだけのものではなく、ペットの写真を入れて作成することも可能です。
各社がさまざまなサービスを提供しているので、気になるものを探してみてはいかがでしょうか。

法要（四十九日など）の費用

法要を行う場合、お坊様へのお布施を用意することになるでしょう。ただ、金額について具体的に提示されるケースは珍しいので、判断が難しいポイントともいえます。
一般的には、3,000～5,000円程度を目安に検討すると良いでしょう。なお、四十九日法要や周忌法要については必ずしも行わなくてはならないものではないため、自分たちの気持ち次第ということになります。

合同墓地への合祀料

火葬した後に合同墓地に入れる場合は、合同供養墓（合祀墓）を利用するのに必要な費用を支払わなければなりません。合祀墓によって費用は変わりますが、相場は5,000円～30,000円程度となっています。
合同供養は、他の動物たちと一緒に埋葬されるものです。そのため、個別にお墓を用意するのではなく、すべてのペット達の墓標として合同供養塔が用意される形となります。

火葬後の供養方法

火葬が終わった後、どのような形で供養していくかは個人によって異なります。海洋散骨などの方法もありますが、他に代表的なのがペット霊園や合同墓地への納骨、自宅での供養です。それぞれ解説します。

方法①ペット霊園への納骨

ペット霊園は動物霊園とも呼ばれ、動物の埋葬ができる霊園のことをいいます。ペットだけではなく、人間も納骨できるところもあり、種類は実にさまざまです。
なお、将来的にペット霊園への納骨を検討している場合でも、火葬後すぐに納骨しなければならないわけではありません。一度家に持ち帰り、しばらく自宅で供養することも可能です。
選択するペット霊園によって必要な費用が変わるので、よく確認しておきましょう。

方法②合同墓地への納骨

基本的に合同火葬を行った場合は、すぐにペット霊園の合同墓地に埋葬される形となります。合同墓地の場合、他のペットたちと同じお墓に入ることになるので、個別墓でのお参りはできません。
また、他のペットの遺骨と一緒に納骨される形になるので、あとから遺骨の取り出しができないことについても理解しておきましょう。永代供養が約束されているものも多いです。

方法③自宅での供養

自宅にペットのお墓を建てて供養する方法もあります。この場合はお墓を建てる費用について検討しておきましょう。また、自宅に手元供養といった形で安置する方法もあります。ただ、こちらの場合はペットの遺骨をお世話する人が老人ホームに入る時のことや、亡くなる時のことも考えて検討が必要です。

自治体に火葬を依頼する際の注意点

自治体でもペットの火葬を受け付けています。なんといっても大きな特徴として挙げられるのが、費用が安く済む点です。このため、ペット火葬が必要であるもののお金がないと悩んでいる方に向いているでしょう。

注意点として、地域によってペット火葬をしてくれる部署が異なります。問い合わせ先に悩んだ場合は、都道府県や各地域の環境局に連絡してみましょう。

自治体に火葬を依頼する場合、基本的に立ち会いはできず、かつ合同火葬が一般的となっています。そのため、返骨はお願いできません。
さらに、亡くなったペットは一般廃棄物として、言い換えればゴミと同じ扱いで処理される形になってしまいます。
供養もしてもらえないため、大切なペットを丁寧に火葬した、手厚く供養したいと考えているのであれば本当に自治体に火葬を依頼するのか検討が必要です。

当店を利用された飼い主様の口コミ

ここでは当店を利用された方の口コミを一部抜粋しております。ペット火葬を検討する際の比較材料にしてみてください。

お声① ★★★★★

今日、愛猫が虹の橋へと旅立ちました。保護猫活動をしている友人から紹介をしてもらい、こちらで立会い火葬をしてもらいました。人間の葬儀と同じように葬儀を進行して頂き気持ちが穏やかになり喪失感がありましたが、なんだかスッキリしました！丁寧にして頂き、そしていろいろとお話をしてくださり、感謝しかないです。本当にありがとうございました！

お声② ★★★★★

愛犬をなんさいがーでんさんで火葬していただきました。
ペット葬儀に相応しい店舗の規模感というか、仰々しくもなく、そして駅前ですが入り口も通りに面していなくて人目を避けて入ることができありがたかったです。

最期に綺麗にブラッシングもしていただき、寄り添うようなあたたかな言葉、本当に丁寧に対応いただき感謝しています。
火葬後に綺麗に並べた骨の説明をしていただききました。最期までしっかりと見送ることが出来ました。
こちらにお願いして本当によかったです。
ありがとうございました。

お声③ ★★★★☆

昨日の夕方から夜にかけて少し外出していたら暑さか何かにやられて愛犬が死んでしまいました…
お骨の引き取りだけはしたかったのでこちらに頼みました。
都内ですが13km程で遠いのですが思いついた夜中でも電話応対してくれたので助かりました。
そのお陰で腐るなどなくてお骨になったのは助かりました。
感謝しています。
あと同時にワンちゃんには長く側に居たのにこんなゴールでごめんなさいと思います。
有難う

かかる費用は事前に確認しておくのがおすすめ

いかがだったでしょうか。ペットが亡くなってしまった場合、火葬にかかる費用やその他の費用について紹介しました。
どの程度みておけば良いのか、どういった形で供養を行っていけば良いのかなどがご理解いただけたかと思います。費用の詳細は事前に調べておくと慌てずに済みます。
費用を抑えながら真心のこもった対応が可能なペット葬儀社を探しているのであれば、ぜひさいたま市のペット火葬・なんさいがーでんまでご相談ください。費用についてもサイト上で詳しく紹介していますので、ご安心いただけるかと思います。